あっという間に12月になってしまいましたね
ということで?今月は、わたしの通う天運教会(
Heaven’s Fortune Church)のブロガー25名(!)で、ブログでアドベントしていきます!!
先日、note公式さんの記事でAdventarを知り、これみんなでやったら面白そう!と提案したところ見事に採用されました
てか、25人もブロガーいたんだね
明日からも、珠玉のブロガーたち(いやほんとにみんなの記事面白い)が続くので、25日まで要チェックです
さて、そんなこんなでトップバッターとなったわたしはなに書こうかなーと思ったんだけど、こないだ同居人矢野と気付いたクリスマスのお話を、クリスチャンらしく聖書からしていきます
「西暦」の基準になっているイエス・キリストが2020年前に馬小屋で生まれた話は有名だと思います
この時期、教会(主にカトリック)の前には、イエス誕生のシーンのジオラマが置いてあったりするし、「クリスマス物語」みたいな絵本でもよくありますね
聖書的には、イエスの生涯の話は4つの「福音書」という本に書いてあります(そもそも聖書はいろいろな人が書いたたくさんの本を合本してあるもの。神様アンソロジー的な?)
そのうちでイエスの誕生のシーンに触れているのは2つ、マタイとルカの福音書ですが、実はどちらにも「馬小屋」という単語は出てこないんです!
ルカによる福音書の方が詳細ですが、誕生の瞬間に関しては
“ところが、彼らがベツレヘムに滞在している間に、マリヤは月が満ちて、 初子を産み、布にくるんで、飼葉おけの中に寝かせた。客間には彼らのいる余地がなかったからである。”
ルカによる福音書 2:6-7 口語訳
と書かれているのみ
「飼葉おけ」とは言ってますが、「馬小屋」とは言ってないんですね〜
(ちなみに新共同約も英語も同じだった)
ちなみに、イエス・キリストの誕生を知って星を目印にイエスを探し訪れる「東方の3人の博士」が登場するのはマタイによる福音書
“彼らは王の言うことを聞いて出かけると、見よ、彼らが東方で見た星が、彼らより先に進んで、幼な子のいる所まで行き、その上にとどまった。”
マタイによる福音書 2:9 口語訳
天使に導かれてイエスに辿り着く「羊飼いたち」が登場するのはルカによる福音書
“さて、この地方で羊飼たちが夜、野宿しながら羊の群れの番をしていた。 すると主の御使が現れ、主の栄光が彼らをめぐり照したので、彼らは非常に恐れた。
きょうダビデの町に、あなたがたのために救主がお生れになった。このかたこそ主なるキリストである。 あなたがたは、幼な子が布にくるまって飼葉おけの中に寝かしてあるのを見るであろう。それが、あなたがたに与えられるしるしである」。”
ルカによる福音書 2:8-9, 11-12 口語訳
ちなみにちなみに、この3人の博士が頼りにした星が、クリスマスツリーのてっぺんに乗っている星なんでございます
あ、このツリー、星なかった……
まあ、ちなみに言うなら、イエスが生まれたのは西暦元年ではないし、クリスマスもイエスの誕生日ではないんですがね〜
ということで、Adventar企画第1弾は「クリスマス自体」のお話でした
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