幸せについて本気出して考えてみた話
こんばんは、けいです
お正月飾りが取れた途端に節分やバレンタインの商品がお店に並び始めた時は「早いな!」と思いましたが、それももう目の前ですね
冬至も過ぎたのでこれからどんどん陽は延びて春に近づいていきますが、寒さにピークはまだ越していないと思うので油断はできませんね
ちなみにわたしは、今から花粉がこわいです……
ところで、先日ひょんなことから漫画『ベルサイユのばら』を久しぶりに読みました
そして唐突ですが、オスカル様はわたしの初恋と言っても過言ではないです
本当に唐突ですね
『ベルばら』はご存じの通り、フランス革命直前のフランス貴族社会を舞台に、王妃マリー・アントワネットと、軍人の家系に末娘として生まれたものの家を継ぐために男として育てられた軍人オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェを主人公として、フランス王室内外にて、貴族たちの思惑、民衆との関わりなどに翻弄されながらそれぞれがフランス革命に巻き込まれていく様を描いた作品です
ちなみに、基本的には史実をベースにした歴史ものです
(ここまで、検索はいっさいなしの早口です。書き足りません)
わたしはベルばらと初めて出会ったのは小学生の時、母のお古で漫画を読んでからは、恐ろしいほどかっこいいオスカルに惚れ、おかげで世界史ではフランス革命周辺だけが異常に詳しくなりました
ニッチすぎて試験の役にはあまり立ちませんでしたが笑
で、それがなんの話かというと、悪政・浪費家で有名なマリーアントワネットが、なぜ贅沢や浪費に走ったのか反省するシーンで「15歳でフランスに嫁いでからちやほやされ自由にできるお金もあり、でもそれでいくら贅沢をして遊んでも満たされなくて、でもどうしたら満たされるかわからないからさらに贅沢をするしかなかった」と涙ながらに回想しています(意訳なのでセリフの抜粋ではありません)
先日たまたま見返した際に非常かなしいこのシーンをみて、さすがに規模は違うもののわたしも似たようなことを思っていたなと思い出しました
ところで高校生の頃、わたしの口癖は「なんか楽しいことないかな〜」だったのですが、これがいまにして思うとマリーと似たような心境でした
日々の学校生活は楽しいし目の前のことは楽しいのだけど、それはその時が終わってしまえば終わってしまう
楽しみなイベントがあってもその日が終わってしまえば過ぎてしまう、結局は刹那的で満たされないと思っていました
なので「なんか楽しいことないかな、恒久的な楽しみが欲しい……」とよく呟いていました笑
人生の楽しみも喜びも、何かから受けるものだとその相手がいなければなくなってしまうし、無くならなかったとしても状況が変わってしまうだけでその楽しみはなくなってしまうこともある
この世は諸行無常で、人は移ろっていく
聖書から抜粋するなら「空の空、空の空、いっさいは空である」
人間も世の中も移ろっていき楽しみ幸せも変化しつつ終わりがくるなら、変化しないところから見つけないと恒久的な楽しいことは見つからない
ちなみに、その永遠で普遍的な幸せというのはわたしにとっては神様でした
私は「きっと人生はそういうものだ」と思ってしまったので探し回ることすらしなかったのですが、教会に通うようになり聖書の内容を学ぶようになってから、いつの間にか「なんか楽しいことないかな〜」と言うことはなくなっていました
みなさんの「幸せ」はどこにありますか?
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